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2011.07.29

華麗なる実験

華麗なる実験

熱中症を避けるためと、必要な外出の用件があったので、処方箋には記載されている利尿剤の服用を3日間中止した。 実際、「こまめに水分を採ること」と、利尿剤を服用して、「体内の水分を排除すること」とは矛盾しているからである。

利尿剤の服用を中止している間、昼間の排尿回数もさすがに少なかった。 特別な異常もなかった。 が、3日目の夜の排尿量が、950mlと多く(トイレ回数、5回)、異常と言えば異常に多かった。 これは或いは、昼間の皮膚表面からの蒸散、そして排水が滞り、体内に胸水など余分な水分が滞留したため、夜間の排尿が増えたのかと、推察した。

ので、4日目に利尿剤フロセミド20mgを服用した。 生体実験である。 実はこの日も異常に蒸し暑く、熱中症を避ける用心は必要だった。 利尿剤の効果は朝食後、午前9時頃から現れ始め、午後2時半まで続いた。 この間の排尿量は650mlであった。 この間、こまめに水分を採ったのは勿論である。 利尿剤を服用したときに、よく経験する疲労困憊感は避けられた。 が、一時、最高血圧が100を割ったことがあった。 その原因は分からないが、解る必要もないことかもしれない。 

今夜の排尿量を調べないと、何とも言えないがもし、その排尿量が500ml前後なら、私の推論は合っていたことになろう。 ささやかなしかし 華麗なる実験である。 

実験結果は成功であった。 この夜の排尿量は500mlであり、トイレ回数は2回であった。 で、熟睡できた。 何よりも、私の推論が正しいことが証明できたのが、嬉しい。 

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2011.07.25

被曝

被曝

7月25日 朝日歌壇より

日常の 会話も悲し 線量を 逃げる逃げない 堂々巡り 
         (郡山市 渡辺良子)

福島県の東電、原発事故の収束の見通しがつかないまま、放射能汚染の地域だけが徐々に拡大しつつある。 近い将来、日本全体が、程度の差こそあれ、汚染列島となることだろう。
放射性物質による、とりわけ内部被曝の恐ろしさは、放射線によるDNAの破壊、それに起因する細胞のガン化、変異である。

人間に限らず、地球上の生命体は、すべて本来、放射線によって変異し、進化してきたものだから、生命体はすべてDNAの破壊を修復する機能も備えている。 つまり放射能耐性である。 この耐性機能が完全に発揮されるのであれば、被曝によるガン化の心配もないことになる。

世界中で原発の使用について、賛成・反対の両論が並行する中、これ亦、近い将来、地球全体にも放射能汚染が広まることになるであろう。 この時、生き残れる人類は、強度な放射能耐性という形質を獲得している者に限られることになるだろう。 
我々は、いずれにしても先ずは、その耐性遺伝子の強化を図るべきである。 
さて如何にして強化するのか、それが問題である。

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2011.07.18

なでしこ ジャパン

なでしこ ジャパン

今朝早朝の 女子サッカー決勝戦 見てました。
先行されても直ぐに追いつく あの粘りと根性、
必勝の信念、に感激、感動、感服し、今だに
興奮しております。
日本中の誰しもが、その成果に歓喜し、感涙を
喚起したに違いない。 正に快挙である。
そして日本人なら、やれば出来るとのファイト、
希望を得たに違いない。
この成果は国民栄誉賞ものである、と思う。

嘗て、日露戦争では、世界中の誰しもが、
日本は負けると、予想していたであろう。

今回の対アメリカ決勝戦でも、世界中の人達は
日本は善戦はしても結果的には、負けると
思っていたに違いない。

日露戦争の頃、東郷提督が
「必勝の信念は必死の訓練より生ず」と
していたという故事を 今朝思い出しました。
今回の澤キャプテンのあの、驚異的な神業的なシュート技術、
あれは必死の訓練を経て、
必勝の信念にまで到達して得たものであろう。
今日の勝利は、この快挙は、日本海海戦での勝利に
匹敵するもの と思ったりしています。

日本国中 歓喜の波が湧き起こり、
今の暗い日本の世情を吹き飛ばし、
復活への希望を得たのだった。

なでしこ ジャパン ありがとう!

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2011.07.16

朝の道 (食塩制限)

朝の道 (食塩制限)

朝、道を歩きながら こう考えた。

減塩食レシピ(日本高血圧学会発行)によると、日本人の食事における 一日の食塩摂取量は、一日6グラム未満が推奨されている。 レシピには一ヶ月間にわたっての献立例が記載されているので、見ていても面白く、実際我が家の献立の参考になることも多い。 

が、考えてみると、献立にある食事の中の食塩(NaCl)が、そのまま100%体内に吸収されるとは限らないであろう。 とりわけ私のように、高齢であり、且つ内臓(心臓)機能に弱点がある人間の場合は、当然(Na+イオン)の体内への取り込み量も減少してくるものと考えられる。
 
もしそうであるならば、食塩摂取制限を厳密に守っていると、体液つまりは血液中のNa+イオンの必要量が不足することになるであろう。 嘗て、さる病院に入院中、私は心臓病患者として、三度の食事は、厳密な食塩制限食であった。 最近の入院食は献立も豊富であり、それなりに美味しく工夫されている。 ので、私も、超真面目にその食事だけを摂るように心がけた。 と、ある晩、寒くもないのに、夜中に頻尿が続き、それを溲瓶に貯留したところ、なんと1リットルを超える量が排尿されたことがある。

これを若い担当医に報告したところ、彼は、私が密かに、何か食塩量の多い副食を摂ったかのように考えたらしい。 が、これは明らかな誤解であろう。 老齢とは云え、私の体の自己調節機能は一生懸命に働いてくれている。 その自己調節機能として、Na+イオンが減少した血液中の、そのイオン濃度を高めるために、血液より水分を積極的に吸収し、排出(排尿)して血液中のNa+イオン濃度を高めてくれたに違いない、と考えられる。

人間は生きていくためには、そのエネルギーとして直接的に ATP が必要である。 このATPは、細胞内のミトコンドリアに存在する Na+ K+ATP合成酵素などなどによって作られる。 その酵素が働きATPが合成されるためには、一定濃度のNa+イオン濃度が必要なのである。 もしこれが不足すれば、人間の体は疲労困憊状態となり、悪ければ死に至ることとなる。 これを避けるために、自己調節機能は血液中のNa+イオン濃度の維持に努めてくれているのである。

と、云うことは血液の濃度が高まり、いわゆる血液サラサラの状態ではなくなることになり、逆に血栓が出来やすい状態、その危険性が高まることともなる。 これはまた、これで大問題である。 高齢者の場合、そして私のように、心臓内に人工弁が装着されている人間では、絶対に避けねばならない。

勿論、食塩制限を課せられている対象者は、年齢的にも体質的にも、千差万別、個人差が多いので、一般論的には言えないが、少なくとも私の場合、
1. 食塩制限を自覚し、それに努めることは、必要ではある、が、 
2. 前述したように、Na+イオンの吸収能力低下の可能性を考えると、必要以上に食品中の、食塩含量を気にすることは、ないと思う。 普通でよいのでないか。 

朝の道で考えたこと、このところの、猛暑日の連続という環境下においては、熱中症予防の線からも蓋然性が高いと思うのだが・・・。 

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2011.07.05

利尿剤と熱中症

利尿剤と熱中症

いわゆる利尿剤には、いろいろな種類がある。 私の場合、フロセミド錠20mg と ラッカルミン錠25mg を服用するように指示されている。 何れも薬効には「体内にある余分な水分を排出させて血圧を下げ、浮腫(むくみ)をなくす薬です。 尿量を増やして、体の水分を出します。 浮腫をとる薬です。 尿管にある結石の排出を促進する薬です。」と書かれている。

普段の排尿(尿色)はビールの色に似ているが、利尿剤が効き出して排出される尿の色は、淡い黄金色 透明である、ので直ぐに見分けが付く。 朝食後フロセミドを服用すると、大体午前9時頃から、午後3時頃まで、この透明な排尿が、頻繁になされる。 だから失礼な話となるが、昼食時の、食前、食中、食後とトイレに通うことも多い。 午後3時過ぎになり、尿色が本来のビール色となり、泡立ってくると、フロセミドの薬効は終わったなぁ、と感じるのである。 この間、排尿量は時によるが、約1リットルに近いと推定されることもある。 実際、声はかすれてくるし、運動もしていないのに、疲労困憊を感じることが多い。

問題はこれからである。 昨年に続いて、今年も6月中から日本の各地で、猛暑日が頻出し、実際に、熱中症で倒れたり、或いは死亡している人も少なくない。 イヤ、むしろ今年は例の節電目標などが掲げられたことから、熱中症の被害者は多くなることだろう。
メディアでは熱中症対策として、1.こまめに水分を補給すること、2.肌を冷やすこと(エアコンと扇風機を活用すること) 3.塩分補給もすること 4.充分な睡眠をとること 5.就寝前には水分を補給すること、などが揚げられている。 

利尿剤服用と熱中症対策:利尿剤を服用して、水分を排出し、塩分も排出することと、水分をこまめに採る熱中症対策とは、している事が、全く逆である。 両者は矛盾している。 相克である。

塩分に関しても同じである。 私の場合、心臓機能が弱っているので、下手すると肺水腫になりやすい。 ので、日頃、無理して食塩制限食を心がけている。 が、熱中症対策としては、塩分も補給せよ、という。 全くの相克である。 いったい、どうすればよいのか? 

私のように、80歳ともなると、いわゆる熱中症弱者と分類される立場だから、酷暑の日、熱中症警告が出そうな日には、自己管理として、利尿剤の服用は避けた方がよいと思う。 この点に関して、たとえば医師に相談しても、曖昧な答えしか返ってこない。 医師だって、正解になるような意見は見つからないのだろう。 
「それはそなたの宿命であり、成り行きに任せるより仕方ない」と言うことだろう。 

宿命とは本来 成り行きであり、ケ・セラ・セラである。 だからといって、野放図であってはならない。 人は「考える葦」であり、考えねばならない。 
「吾 思う 故に 吾 在り」と言う言葉もある。 建設的に考えねばならない。

自己管理の下、明日の天気予報を見、利尿剤の服用について考えることにしよう。

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