« July 2010 | Main | September 2010 »

2010.08.23

処暑の日

処暑の日

この日、二十四節気の処暑を迎えた。 暦の上では、暑さもこの日ぐらいまで、と言うことと思うが、現実は、そうではない。 とりわけ今年は次の二十四節気、白露まで続きそうである。 実際、それぐらいの覚悟でいた方がよいだろう。

この猛暑日、熱帯夜の連続の中、後期高齢者の私めは、もっぱら人様にご迷惑をかけないためにと、自宅入院のようにして、もっぱら静養していた。 その間、高校野球のテレビ観戦では、しばしば感動させられた。 人間、入魂する姿ほど貴いものはない。 「結果は後からついてくる」とはよく言われるものだが、実際、結果よりもやはりその過程の方が素晴らしいと思った。 プロ野球よりも高校野球の方がファンタスティックである。

その高校野球も終わり、塩野七生の 「絵で見る十字軍物語」も読み終わり、読み続けてきた戊辰戦役の本も、最終章になってしまった。 そろそろ外出したいのだが、今日の予報も、猛暑日で、熱中症への警告が出ている。 次の二十四節気、白露まではやはり、自重しなければならないかもしれない。

 Geduld、Geduld、und noch einmal Geduld!

| | Comments (0)

2010.08.19

8.19(俳句の日)

8.19(俳句の日) 

猛暑日、熱帯夜が連続する中、8月19日を迎えた。 語呂合わせで、俳句の日とも言われる。 老生は、いわゆる正調の俳句などは作れないが、日本人なら誰でも出来る、5.7.5の 「つぶやき」 ぐらいは出来そうである。

ちょうど猛暑日で外出を控え、エアコンを効かした部屋の中で、最近の感想に基づいて作句をしてみた。

猛暑日や 未だ続くのか この猛暑    (いっそのこと新記録を狙え!)

熱帯夜 月の色だけ 秋の色           (白銀に輝く月の色 明日も快晴らしい)

気温なみ 上がってほしい 株価かな   (世の中 うまくいかんもんじゃ)

猛暑日に 利尿剤のむ 処方箋         (熱中症予防には こまめに水分を採れと 言ってるのに 利尿剤? これでいいのかね?)

無事ならば 無為でも良いと 熱中症    (救急車を呼ぶよりはこの際 無為でよい)

猛暑日を 他人事に言う 予報官        (美人キャスターだけど憎たらしくなるね いやいや御免御免)

| | Comments (0)

2010.08.15

プリンストン物語 : ミスとメス

プリンストン物語 : ミスとメス

若い頃、アメリカのプリンストン大学、生化学教室にリサーチフェローとして、在籍していたことがある。 在籍期間は満一年であったし、家族連れだったし、思い返すと諸事万端、苦難と冒険の連続だった。 が、半世紀近くも経ってしまった今となっては、総てが懐かしい思い出である。 

私の居た研究室には、中国系とスウェーデン系の二人の女性テクニシャンが居て、なにかとするとギクシャクしそうになる研究室の雰囲気を和らげてくれていた。 会話の下手な、そして融通に利かない、日本人の私の存在は、彼女らにとってはある意味で難題だったかも知れない。

彼女らは実験室に出勤してくると、先に来た一人が、毎日先ずは、実験室にある濾紙をフィルターとして、熱湯を注ぎ、大量のコーヒーを調製する。 これを皆が好きなように、好きなときに、楽しむためである。

ある日、私が研究室に出てみると、私が一番であった。 ので、これまで見て来たように、大きな濾紙にコーヒー豆を入れ、大量のコーヒーを調製した。 気を利かせたつもりである。 ところが、その後に出勤してきたふたりのテクニシャン達は、そのコーヒーの香りをかいで、苦笑しながら、これは不味いと言って、出来たてのコーヒーを総て捨ててしまった。 濾紙の臭いがきつすぎるというのだ。

濾紙は熱湯で充分に洗ってからでないと、造ったコーヒーは飲めたものでないという。 二人はいつものように、笑いながら美味しいコーヒーを作り直していた。 私自身には、どちらも同じように思えたのだが、やはり、通になると違うらしい。 その後、私は研究室のコーヒー作りからは、外されてしまった。

私は、研究室の皆に、ミスをしてしまって申し訳ないと、詫びたが、研究室のボスは、お前のミスはミスではなくメス(へま)だと言って皮肉った。 呵々大笑。  

| | Comments (0)

2010.08.10

ハートの日(2) ほのぼのBNP物語

ハートの日(2) ほのぼのBNP物語

8月10日は語呂合わせで「ハートの日」とされている。 昨年もこのブログで、「ハートの日」を上纂したので、今年はその2として書くことにした。 

ハート、心臓の元気度を測る血液検査として、BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)測定がある。 これは医師にとっても、患者にとっても簡単で、その患者の心機能、とりわけ心不全状態を知る手段として、有用である。
インターネット検索による情報によれば、一般に、下記のような記述が見られる。

BNP値と心不全の症状度(単位はpg/dl)

 BNP値    心不全症状    コメント        
  18.4 未満       なし            健常人
  40~100     心不全予備       気にすることはないが、
                    検査は続けた方がよい。
  100~200    心不全あり      自覚的には無症状なことが多いが、
                    治療薬は服用した方がよい。
  200~500         慢性心不全    積極的治療が必要
 500~以上    重症心不全       入院治療処置が必要

ところで
ほのぼののBNP値の変化(今年の例)を見てみると、
         BNP値 
1月18日        111.9
2月15日     85,4
3月15日    164.8
4月14日    114.0
5月12日    234.7
6月9日      75.1
7月3日       54.3
8月7日     153.1

9月4日     108.8   (9月4日 追記) ちなみにこの8月~9月は、猛暑日、熱帯夜が連続し、心臓は連日フタフタの状態である。 9月4日の京都の気温は、38.1℃であった。

以上のように、BNP値とは、極めて変動しやすいものである。 注意はしなければならないが、気を病む必要はない。 もっとも、私の心機能状態そのものが、それだけ不安定なのかもしれないが。 気にはするまい。 
もっとも 私の場合、BNP値が150を越えるようなときには、ジギタリス製剤(強心剤)を服用するようにはしているが。

さん候、ほのぼの自身は既にして、40年以上前から、慢性心不全状態であり、且つ心房細動状態が継続しているのである。
事実、ある情報によれば、心房細動状態では、BNP値は洞調律の時(健常状態)に比べて、30~120ほど値が高くなる、とも言われている。 乱れて当たり前かも知れない。 しかし医師の立場から見れば、臨床的には興味ある課題の一つだと思う。

(戯れ歌)
人はいざ 心は知らず BNP 長くもがなと 思ひけるかな   
      ほのぼの

 追伸

臨床的データーとして、その後のBNP値の測定結果を表示しておこう。

9月13日     257.0    この時肺水腫状態 

9月14日     193.9   ハンプによる排尿処置を受ける

9月16日     78.6

9月21日     206.7

10月30日   179.7

11月27日   170.3

12月25日   200.7

2011年1月24日     234     現在、アーチストを服用している。

2月26日    174.2

| | Comments (0)

2010.08.07

立秋

立秋

今日は立秋である。 
しかし、昨日は日本列島の各地、北海道も含めて、179カ所が最高気温35℃以上という、猛暑日であった。 新記録らしい。
まるで日本列島が温帯でなく熱帯地方になったみたいである。 ここ洛北、修学院地区では、猛暑日、熱帯夜が続き、その上久しく雨も降らない。 予報官は、何時も、「所によって雷雨がある」と予報するし、我々もそれを期待しているのだが、予報が当たった試しはない。 二人して、「嘘ばっかしや」とぼやいている。 
実際、だから可哀相に、比叡山の中腹や、葉山の山頂や、はたまた大黒さんの山の中腹の、
闊葉樹褐葉樹になり果てている。 てるてる坊主ならぬ雨乞い坊主が必要だろう。 褐葉樹は見苦しく、可哀相である。

(戯れ歌)

秋来ぬと 暦はつとに 知りながら まだ色も見ず 秋のさやけさ 

| | Comments (0)

2010.08.04

8月3日

誕生日

昨日8月3日は私と妻の誕生日であった。 二人して共に満79歳を迎えることが出来た。 私にとっては、これまで何度も死に直面してきた私にとっては、満79歳を迎えられたことは、正に奇蹟である。 この奇蹟の陰には家族を始め多くの人達からの愛があった。 ただただ、感謝の気持ちでイッパイである。

この79年間、戦前、戦中、戦後と、正に破壊と建設のダイナミックな歳月を経験できたことは、幸運でもあった。 この幸運の陰には、日本人の燃えたぎるような情熱、愛国心があった。 どの年を見返しても感動的である。

統計によれば、日本人男性の平均寿命は 79.6歳だと言われる。 まだこれでも、平均寿命に達してないのだ。 その線はクリアしたいものだと、思っている。

楽しい一日であった。 

| | Comments (2)

2010.08.01

八朔(2)

八朔(2)

今日は葉月朔日、8月1日である。 早朝、涼しいうち、日の出前に妻とともに鷺森神社参拝を済ませた。 あの喧噪な蝉たちの鳴き声もまだ始まってなかったが、ただ一つ、短い蜩(ひぐらし)の鳴き声を聞いた。 八月は蜩の音が似合う月でもある。
(戯れ歌)
ひぐらしの 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞのこれる

先月から続く猛暑日の連続を「災害」と言った人がいる。 この災害、今週も連続するという。 今年のこの猛暑日は、例年にないと言うことか、mediaでは盛んに熱中症対策を強調し、特集している。 参考にし、実行することにしているが、実際、現実の此の猛暑日、高温多湿は、身に堪える。 これに耐えることは正に「修業」である。 

人間、悟りの境地に達するためには、先ずは自ら持って、「修業」しなければならないのだ、と思えばこの災害、よい修業の場かも知れない。 

| | Comments (0)

« July 2010 | Main | September 2010 »