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2009.12.30

大晦日・イヴ

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大晦日・イヴ

12月30日、大晦日・イヴである。 クリスマス・イヴの時のような華やかさはないが、喧噪さはより激しく思われる。 自分自身が、12月30日を迎えて、何かしら焦燥感を感じているからかも知れない。 今年は、目下、光輝高齢者二人して、体調不良なこともあって、正月は、簡素に祝うことにしているので、例年のような大袈裟さは無いのだが、それでも「気」と言うものは、新年を迎えると言うことで、何かしら落ち着かないのである。

こんな時吉報が舞い込んだ。 いささか、いや大いに、「爺馬鹿」なのだが、孫の昂が、大阪大学の広報誌 阪大NEWS LETTER No.46 の在学生紹介記事、「元気です! 在学生」に選抜されて掲載されたのである(写真)。 来年春には彼は卒業し、かの朝原氏の居る大阪ガスに就職するのだが、そこでも、仕事しながら、ロンドンオリンピックを目指して、頑張ると意気込んでいる。

ロンドンオリンピックまで、私達も頑張る意欲がわいてきた。 今年の最大に嬉しいことだっけ。 頑張れ我らが孫達よ!

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2009.12.25

大正天皇祭

大正天皇祭

12月25日が、嘗ては大正天皇祭の日であったことを、記憶している人も少なくなったことだろう。 大正15年12月25日、大正天皇が崩御されたのである。 12月26日から昭和元年が始まることとなった。 だから、昭和元年は1週間にも満たないのである。

一方で、この日は、クリスマスだから、クリスチャンの人達の世界では、聖典日であり、謹厳な祭典が行われる。 賛美歌が歌われ、聖書の朗読、お説教がある。 この雰囲気は又、自分がクリスチャンでなくても、清々しいものである。 とりわけ賛美歌は美しい。

一方で又、12月25日ともなると、いよいよ正月迎えの、諸々の準備が必要である。 自宅の大掃除がある。 神棚、仏壇を清めねばならない。 油汚れのキッチンを磨かねばならない。 正月用のお飾りを買いに行かねばならない。 だから、毎日、少しずつ、日程表を作って、少しづつ少しずつ進めていく。 何しろ二人とも、光輝高齢者なのだから、それほど頑張れるわけがない。 それでよいのだと、二人で納得している。

ところで、爆弾を抱えたような病弱の身にとっては、実は、年末年始の、お医者さん、病院の長期休暇というのが、潜在的な恐怖である。 だから、自分で自分のいわゆる、厳重な自己管理が要求されるのだ。 
正月を、無事に楽しく迎えられることが、今の願いである。 

皆さん方も佳いお年を!

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2009.12.24

クリスマス・イヴ

クリスマス・イヴ

昔、もう50年以上前のことになるが、大凡人のほのぼのも何と、裸婦のクロッキー教室に通っていたことがある。 先生は、行動美術の保地謹也先生であった。 その教室のメンバー皆で、クリスマス・イヴを祝う会を開こうと言うことになって、竜安寺近くの会場に出掛けたことがある。

当時私は、化学を専攻する学生であったから、日常読む本は「有機電子論」など堅い本ばかりで、頭も固かった。 動物、植物、人間そのもの、全て、これらは有機物であり、それらの行動、現象は、究極的には「有機電子論」ですべて、説明できるはずだと、考えているくらいであった。

クリスマス・イヴの会場に集まったクロッキー教室の連中は、それぞれ芸術家の卵みたいな多種類の人達、年齢もまちまちの人達であって、私は全くの異分子であった。 クロッキー教室では、真剣な眼差しで、恐いような顔をしていた人達も、イヴの会がだんだんと盛り上がり、賑やかになり、ビング・クロスビーのホワイトクリスマスが歌い出されれる様になってくると、それぞれに、日頃の自分の絵画、芸術に対する視覚、意見を隣席の人達に、大声で、話し始める。

その話の内容が面白い。 
「貴殿の絵は美しいが、あれでは文学的すぎる」
「えっ、文学的とはどういう意味だね?!」
「要するに解説が要る、ってことかな」
「解説?!」
「絵というものは、それを見た瞬間、ガーンと身も心も砕けるような感動を与えるものじゃなくちゃ」
「感動・・・ね」「俺は俺の絵を描いて、見て、自分では、感動してるのだが、それでは駄目か?」
「いや駄目じゃないよ。 だけど他人をも感動させればもっと良いということだろう」
・・・・・・、
・・・・・・、

「僕は思うんだが、美しさというもには、いわゆる優美というのと今ひとつ、崇高美と言うのがあるんだ」
「崇高美・・・ね?!」
「例えば、仏像の彫刻、それは仏像という宗教的なものだから、と言うのではなく、佛さんの彫刻の姿の中に、矢張り感動を呼ぶ美しさがあるよね。 あれが崇高美だと思うんだ」
「なるほど、解るような気がする」
「僕らが描いている絵の中にも、崇高美はあると思うよ」
「なるほど、そうだろうな」
「貴殿は描くとしたら、優美派かね、それとも・・・」
「いやいやまだまだ、そんなレベルまでとっても行ってないよ」
「でも絵は続けるんだろう?」
「そのつもりだ・・・」
「つもり? そんなんじゃ大成はしないね」
・・・・・・、
「しないでしょうね・・・」    呵々大笑


イヴの会が、芸術討論会のようになり、先生も巻き込まれての、時を忘れてのワイガヤの会となったのだった。 私の「有機電子論」は、完全にその存在を却下されていた。

が、この時以来私は、「有機電子論」以外にも、世の中には素晴らしい分野があり、素晴らしい多くの人達が、素晴らしいそれぞれの意見と自信を持って、生をエンジョイしてられることに今更のように、目覚めたのであった。

私の「クロッキー」は、実を結ばなかったが、クロッキーの会での成果は莫大であった。

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2009.12.23

天皇誕生日

天皇誕生日

冬至の次の日は天皇誕生日である。 目出度い日である。 今上陛下がお生まれになったとき、日本中に、♪♪ 「鳴った鳴った サイレン サイレン   皇太子様 お生まれなさった」♪♪ と歌が流れ慶祝ムード一色であったと言う。 

所で現下の情勢、鳩山内閣の政治態度は、内政・外交とも庶民の我々でも疑心暗鬼、真に心許なく感じている毎日であるが、陛下の晨襟をも悩ましていることであろう。 不敬でさえある。

かくすれば かくなることと 知りながら 嘘も方便 あのマニフェスト

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2009.12.22

冬至

冬至

12月22日、今日は冬至である。 京都では一日中、一年中で一番低い高度から、一年中で一番短い昼間の時間中、太陽が射していた。 風は冷たいが、陽だまりにいるとそれなりに暖かい日であった。 冬至は湯治にひっかけてか、この日はユズ湯に入る習慣がある。 親戚から「ゆず」っていただいたユズを浴そうイッパイに浮かべて風呂にはいる。 実際、香りはよいし、実際よく温まる。 昔からの健康法の一つである。

かの清少納言の時代にもユズ湯はあったのだろうか?

枕草子では、冬についての記述は下記の如しである。

「冬はつとめて、雪の降りたるはいふべきにもあらず、霜のいとしろきも、またさらでもいと寒きに、火などいそぎおこして、炭持てわたるもいとつきづきし。」

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2009.12.21

一病息災:一病誘災

一病息災:一病誘災

一病を自覚していたら、自分で自分の振る舞いに気をつけるから、むしろ能転気な健康人よりも長寿になるかも知れない、と言われている。 事実そうだろうと思う。 が、これも、光輝高齢者になると、「一病誘災」となることの方が多くなる。 実際、基本的に体力が低下してきているから、何か一つ病気に罹ると、先ずはその病気の治療に没頭するが、その後に思いもしなかった新しい病を経験する事が多い。 

いわゆる心臓の薬を飲み続けると、必然的に、胃の調子がおかしくなる。 ので、また、胃薬を併用する。 心臓薬、ワッファリンの影響で、鼻血が出ては、耳鼻咽喉科に行く。 同じ影響か、歯茎からの出血もしばしば経験する。  ために出血防止薬(アドナ錠、トランサミンカプセル)を毎食後服用する。 歯医者のスローガン80/20(80歳まで20本の歯を維持する)、このスローガンに合うべく、歯の管理のためにデンタルオフィスに行き、薬をもらう。 お蔭で私の場合、いわゆる入れ歯は全くない。 これは維持したいと、思っている。 

が、最近今度は両目が交代で、結膜炎になり、就寝中眼が痛んで寝られない。 眼科医に行き、目薬をもらう。 結膜炎は何とかお陰で治るようだが、今は両眼とも飛蚊症ならぬ テフテフ症が出てきた。 視野の中で、小さな白いテフテフが羽ばたいているのだ。 別にテフテフがいても気にならないから放っておくことにしている。 冬至の前にテフテフが飛ぶなんて嬉しいことだ。

胸水が溜まるのを防ぐために、利尿剤も毎日服用している。 その効果で、尿が過剰に排出されると、のどはカラカラになり、唾液の分泌まで抑えられてしまう。 これではよくないと、又、唾液分泌促進剤を飲むことになる。

かくして私の薬箱にはワッファリン、利尿薬も含めて、悠に10種類以上の服用薬や、目薬や、健康維持薬品ヴィタミンCなどなどが充満している。 これらを正確にのみ分けるには、相当の努力が要る。 うっかり飲み忘れたり、飲みすぎたりしたら、後の副作用が恐ろしいことになるからだ。 惚けては居られない。 完璧な自己管理が必要である。 
大抵の薬は「食後に飲むべし」と言うのが多い。 美味しい食事を楽しんだ後での、食後の薬の、それも多種類の薬の服用は実際興ざめである。

とにかく光輝高齢者たる者、「一病誘災」には気をつけましょう。

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2009.12.20

「高校駅伝」

今日は例の「高校駅伝」がありました。 大阪では、雪が降ったそうですが、今日の京都、洛北修学院でも、雪はなく、ただ身を切るような寒風が吹きすさんでいました。 走った高校生達は、とりわけ向かい風に向かって走った生徒達は、寒くて大変だったろうと思います。 我が家から白川通りまで近いものですから、例年なら応援に行くのですが、さすがに今年は寒くて、家で炬燵に入ってでの応援でした。 もっとも京都からの出場校が、先頭を切っていたなら、それこそ街頭まで応援に駆けつけたかも知れませんが。 

今年は何年かぶりに、広島の世羅高校が優勝しました。 広島の人達、世羅高校の先輩達も喜んだことと思います。 御同慶の至りです。 が、・・・、が、正直な気持ち、走った選手達の中に、ケニアからの留学生が居て、彼が、トップを抜き返し、それが結果的には優勝に結びついた、のだから、留学生の居ないチームから見ると、いや、私は、何かしら「しらける」感じがするのです。 皆さんは感じませんか?
勿論、大会の規定、ルールには合っているのだから、文句は言えないのだけれど、気持ちとしては、しらけますね。

外国人がチームに入るのは構わないけれど、せめて、日本国籍を有する者としてほしいと、私は思います。                                                                  

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2009.12.19

「新」

「新」

何故かしら今年の漢字が、「新」と決まった。 投票数が一番多かったとのことである。 何故「新」なのか? mediaの言うところでは、今年は「新政権」が誕生したからだとか、「新型インフルエンザ」の話題が連日続いたからだとか、と語られている。
私も基礎患者として、早々に新型インフルエンザワクチンの接種を受けたが、旬日を経て、今まで経験したことのない「内臓出血」を起こし、前文のように、緊急入院、輸血を受ける羽目になったが、未だに内臓出血の源泉が解らず終いである。 私自身は秘かに、あの現象はワクチン接種の後遺症ではなかったかと、考えているが、勿論その根拠はない。

「新政権」は、国民の期待を受けて立ちながら、年の瀬も押し詰まっているのに、未だに、その内部の混乱を露呈し、政策の先送り、などなど、今のところ国民をがっかりさせている始末である。 この新政権が本当に「新」を示せるのかどうか? 甚だ疑問である。

今日、COP15が事実上、失敗に終わり、地球の将来、それも極近い将来、温暖化の危機に、ほぼ確実に遭遇することとなってしまった。 これまでの輝かしい人類の歴史を含めて、今の地球人類は滅び、温暖化の下でも生き残れる遺伝子を持った少数の、「新しい」人類による歴史が始まるのかも知れない。   皆さん、温暖化耐性遺伝子を獲得されては如何ですか?!

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2009.12.11

ワッファリンと胃潰瘍

ワッファリンと胃潰瘍

ワッファリンを長期間服用すると、胃壁が アレテクル と言うことは、以前から知られていた。 私の場合も、これまで何度か撮った胃カメラ写真でその事は認められていた。 が、実際に胃潰瘍となり、出血を見ることはなくて、此まで無事に過ごせたのは、有りがたかった。 その代わり(?)非常にしばしば、鼻血で困らされたけれど。

ワッファリンを服用しだしてから、38年も経った今年11月、遂に胃からの大量出血(?)を見ることになってしまった。  先ず、大便が墨汁を飲んだかのように真黒くなり、10日過ぎても復旧しない。 そのうち歩行困難となり、異常事態となった。

レントゲン検査、血液検査の結果から、歩行困難は今までのように肺水腫をともなっており、胃壁からの出血による貧血に起因する急性心不全と推測された。 赤血球数、ヘモブロビン値、鉄の量は正常値の半分以下である。 これでは、歩行困難は当たり前である。 

直ちに医者の指示で、ワッファリンの服用量を半減し、バッファリンの服用は中止となった。 加えて、鉄剤の静脈注射、胃潰瘍治療薬、「パリエット」を服用することとなった。と同時に、緊急的に先ずは、輸血が必要と指示された。  

私の場合、便が黒くなった時点で、すぐに医者に診てもらうべきだったと、又、輸血の必要性を指示されたとき、すぐに入院すべきであったと、深く反省している。

実際はこうであった。 恥を忍んで、或いは何らかの役に立つこともあるかと思い、以下に真相を記したい。

11月29日(日)、夕刻、息苦しくて、食事も出来なくなり、緊急輸血を受けるべく、これまで関連した病院などに連絡した。 が、当直医が居ない、今調べたが、私の血液型 B Rh+ の血液のストックがない、などの理由で輸血処置を断られた。 私にとっては、始めての病院であるが、京都第二日赤病院の救急センターに電話して、現状を話し、輸血をお願いしたところ、すぐに来なさいとの言葉を戴き、欣喜して(実際には呼吸困難で、うちしおれた姿で)タクシーで、救急センターに駆けつけたのだった。

救急センターでは、早速に、先ず胃カメラで胃部の出血が調べられた。 詳細に調べたが、出血は胃部にも、十二指腸部にもこの時点では既に無い、とのことであった。 血液検査の結果は、驚くべき事に、赤血球数、ヘモグロビン数ともに、正常値の半分以下、正に危険領域であった。超貧血状態である。 血液が三分の一以下になれば、人は死ぬとされているのだ。
と言うことから、早速に病室に移され輸血の処置が施された。

一方、胸部レントゲンの結果から、強い肺水腫状態が認められた。 呼吸困難はこれが原因である。 これは、超貧血の状態にありながら、吾が心臓が一生懸命に作動し、ために急性心不全状態になりつつあったのである。   

ために、同時にハンプ5Vによる胸水の排水処置が執られた。 これには長時間を要したが、劇的な効果が認められ、呼吸困難は解消され、同時に赤血球数、ヘモグロビン数も、劇的に増加していってくれた。 一週間後、退院することが出来た。
かくして、第二日赤救急センター、消化器科の先生方のお蔭で、一命を助けていただいたのだった。 今や感謝、感謝の気持ちに満ち満ちている。 同時に、この事変の最初から最後まで、常に身辺に付き添ってくれ、激励してくれた妻、そして娘や息子には申し訳なく、有難く思っているこの気持ちを、表現する言葉を見いだせないぐらいである。  

皆さん、有り難うございました。

それにしても、入院後の二日目に、あらためて、詳細に胃カメラ検査した結果でも、胃潰瘍や十二指腸潰瘍はなく、その出血した痕跡も認められないとのことであった。 あの黒色便は何だったのだろう。 担当医の先生が説明されるのでは、十二指腸憩室からと推定するしかないとのことであった。

とにかく事変の根本原因はワッファリンにあるわけで、ワッファリンは血液凝固(血栓)を防止するためには、必須である、が、内臓からの出血には手の施しようがない。 内臓出血を起こさない量の、ワッファリンの服用、この両者のギリギリの線を進まねばならないと言うことである。 
これぞ、吾が宿命なる。

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