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2009.11.26

名物

Ujibashis

名物

名物に美味いものなし伊勢うどん

と言う話を何処かで聞いたことがあるように思うが、その伊勢に久しぶりに出掛けた。 この度、新たに、京都八条口から、直に伊勢神宮内宮前に到着する高速バスが、開通したのを知って、早速に申し込んだ次第。 乗り込んだバスは京阪バスで、車内は気持ちよくできている。 この時、女性グループが乗り合わせたが、彼女らの饒舌だけには閉口した。バスは新名神をスイスイと走る。 近鉄特急に乗って、宇治山田で下車し、又路線バスに乗るよりは、こちらの方が、気が楽である。 

バス停から宇治橋は目の前である。 この時期、伊勢神宮は空いていると思っていたのに、観光バスで乗り付けるお客の多さに驚いた。 宇治橋の前は大盛況である。 橋が新しく架け替えされたのも動機の一つだろう。  私の小学6年生の時、日帰りの修学旅行で、宇治橋の前で全員集合写真を撮った、懐かしい思い出が残っている。 あの時は何に乗ってきたのかも忘れてしまったが。

今の私め、超スローでしか歩けないので、とにかくゆっくりゆっくり歩く。 そして写真を撮る。 

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宇治橋からの景観が美しい。 庭が美しい。 翩翻と翻る日の丸が美しい。 

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五十鈴川畔の紅葉がこれ又美しい。 内宮前の砂利道、林立する杉の大木は、それだけで神秘的である。内宮のお社は今 遷宮中で、奥の方に木曽の檜による新宮の棟木が、白く輝いているのが垣間見られた。

お参りを済ませ、御朱印を戴く。 子供の頃、スタンプ帳に戴いたのと同じで懐かしい。再び内宮橋を渡り、内宮繁華街の おはらい町通りにはいる。 それにしても人出が多い。伊勢うどんの店も多い。 かの有名な赤福本店から おかげ横町に入り、歴史のある「ふくすけ」店でとにかく、伊勢うどんを注文した。 店は店外の床几までほぼ満員である。それなりの歴史、由緒来歴があるのだろう。 が、伊勢うどん、率直に言って、名物に美味いものなし の典型であった。 次ぎに来たときには、今ひとつの名物、手こね寿司 を注文してみよう。 似たようなものと思うが、この日、街頭で売られていた しめさんまの寿司を買って帰宅してから食べたら、是は美味しかった。 久しぶりに食べた赤福の餅も美味しかった。

Hinomaru

帰りのバスは内宮前から私達二人だけ、外宮前から若い二人が乗ってきて、後ろの方に坐ったので、帰りのバスは静寂で快適であった。 よい一日であった。
そんなに歩いたとは思えないのだけれど、私の万歩計は、12,248歩を示していた。 

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2009.11.23

勤労感謝

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勤労感謝の日

11月23日、私のような昔人間にとっては、この日は、(旧)新嘗祭の日でもある。 また、この日は、私事になるが、亡父の誕生日なのである。 父は、明治32年11月23日、静岡県修善寺村で生まれた。 亡き父の年齢を勘定すると、今では、110歳と言うことになる。 子供の頃、「坂の上の雲」ではないが、日露戦争を経験した。 志を立てて、郷里を離れてから、関東大震災を体験した。 その頃の話を私達子供達によくしてくれたものだった。 

その後激動の昭和、父は本当によく働いた。 勤労感謝の日は、父のためにあるようだと、思ったことがある。  父は昭和が終わり、平成と年号が変わってすぐの頃、他界した。 父の死は何か、その頃私には、殉死のように思えてならなかった。

光りつつ 散り行く色の さまざまに 人の命も かくありてこそ

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2009.11.18

白壁の道

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君と歩いた 白壁の道 今も変わらぬ この想い

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2009.11.15

モザイク(2)

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モザイク(2)

拙ブログを定期便のような雰囲気で読んで下さる人達が、時折、ブログの期間が空いたりすると、何か異常事態発生かと、心配して下さるとのことなので、あまり変化のない 毎日の生活の中からでも、出来るだけ、拙文なりともアップするように心懸けているつもりである。 とりわけ先週は、「基礎疾患患者」と言うことで、例の新型インフルエンザワクチンの優先接種を受けたこともあって、より一層オトナシクしていたのだった。

78歳の自分の日常生活には変化はなくても、四季は変化している。 昨日、運動をかねていつもの道をソフトウオークしてきた。 折からの陽射しに映えた、近くの山のモザイク模様が実に美しかった(上記写真)。 この美しさは今日だけのものであり、明日には又、マイナス方向に変化していることだろう。

では「モ・ザ・イ・ク」を頭に置いての 漫談都々逸を創作してみよう

もっと削れと 財務は言うが 如何せんかな 苦渋顔

実際、事業仕分けの会議の様子などを見ていると、大変だなぁと思う
おもろうて やがて悲しき 会議かな

今ひとつ モ・ザ・イ・ク で、

もしもの時は 財産全部 育英基金に 呉れてやる
その調子! その調子!

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この日、陽に映えての紅葉が美しかった(写真)。 そこで今ひとつ創作都々逸を

青い空には もみじ葉光る 光るもみじを 見る二人

銀杏もみじ葉 映えてる小道 来年も又 会えるかな

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2009.11.07

小春日和の立冬

小春日和の立冬

暦では今日は、立冬である。 が、朝から京都は大快晴、陽射しが温かくて、正に小春日和である。 修学院山麓を超スローで散歩してきた。

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鷺森神社には縁結びの石がある(写真)。 何故かしら、今日の石には大量のキノコが生い茂っていた。 是は吉兆なのだろうか それとも凶兆なのだろうか? 例年には見られない光景であった。 鷺森神社参道の紅葉は例年、勤労感謝の日前後がよい。

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足を伸ばして曼殊院に向かう。 ここでは紅葉が見られる。

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 大銀杏の黄葉も伸びやかで美しい。 遠方からの観光客の人達が多く、皆さん、タクシーで乗り付けてこられる。 我々のように少し歩けば、これらの佳境が楽しめるとは、有難いことである。

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修学院離宮の正門前を通り、赤山神社に向かう。 神社ではあるが、正確には神仏混淆である。 皇宮表鬼門を護る神様である。 ここの紅葉は今少し早かったが、寒桜が満開でバックの楓の紅葉、銀杏の黄葉とのモザイクが美しかった。 私はここには久しぶりに来たのだが、新しく「心友」と題した石碑が建てられていた。 その中の言葉に感激した。 その詩を記してみる。

Sekihi 

    心友    石坂まさを

自らのこころの子と書いて 息子と言うなら
俺がやり残したことを 受け継いでくれ
このひとすじの道 あせらず急がず
男らしく何かを 成し遂げてくれ
風に狂って生きても 風のやさしさを忘れず
風の旅人のように 夢を追ってくれ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この日、所要時間 150分、 歩数 9,333歩だった。

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2009.11.03

秩序

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(写真は詩仙堂の庭)

秩序

先日、妻が岩倉行きのバスに乗ったとき、外国人ファミリーが座席に座っていた。 そのファミリーの父親は、その5歳ぐらいの子供に、子供が座っていた席を妻に譲るように話したらしい。 蒼い瞳をしたその可愛い子供は、妻の所に来て妻の手をとって、自分の席に案内してくれたそうである。 妻は英語で御礼を言ったが、ファミリーはどうも北欧系の人のようだった、と言っていた。 私はその話を聞いて、ほのかな感動を覚えた。

そのファミリーの毎日の、家庭内の健全な様子が伺い知れる。 父親による子供達への躾、人間として最低限の秩序を日常生活の中での出来事を通して、普通に教えていく。 それは例えばGNPの値よりも、人間社会にとって大事なことなのではないか。 人間社会での秩序、それが軽視或いは無視されるような国には、将来はないのではなかろうか、と感じた。

司馬遼太郎によれば(文芸春秋 特別企画 12月臨時増刊号)、日露戦争以前の日本人、つまり江戸時代の文明を経験し育ってきた人達、社会には、侍社会のみならず、庶民生活においても、それなりに讃美すべき秩序があった、と言う。 「人間はどういうように行動すれば美しいかと言うことばかり、家庭教育において教えたのが江戸時代です」と。

   昔を今になすよしもがな   

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2009.11.02

年齢相応

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(写真は詩仙堂にて 時折の獅子脅しの音が心地よい)

年齢相応

人生、早寝早起き、朝、昼、晩、三食を、好き嫌いなく摂る。 その際、小食とする。 美味しいものを少な目に食すれば、より美味しく思うものだ。 
毎日でなくてもよいから、快晴の時には、5,000歩前後をゆっくり歩く。 年齢相応である。 若い人が、時には同じ年代らしき人が、追い越していっても、風が吹いていったと、思えばよいのだ。
風と言えば昨日、紫綬褒章に輝いた 中島みゆき の「地上の星」

 風の中のすばる
 砂の中の銀河
 みんな何処に行った
 見送られることもなく・・・

が思い出される。 と言うのは、最近特に、知己の訃報を新聞紙上で見ることが多いからだ。  是も年齢相応とは言え、真に寂しい限りである。

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