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2009.09.30

雨ぞ降る

雨ぞ降る

終戦後、まだ私が高校生の頃、「雨ぞ降る」と言う題名の映画があった。 京都三条河原町の当時の朝日会館で上映されていた。  市電を待つ間、その戦慄的な看板を見上げていたが、遂に観ることはなかった。 小遣銭が足りなかったのである。 が、この年になっても、まだ覚えていると言うことは、余程心残りだったと言うことなのだろう。 しかしDVDにも見つからないから、名作でもなかったのだろうが。

今日は現実に一日中、京都は「雨ぞ降る」である。 恒例の朝の散歩にも行けてない。 運動不足であるが、こんな日もあるのは致し方ないことである。 だから今日は、又、
BGMをながしながら、昔読んだ新田次郎の小説、「火の島」を読み始めている。 太平洋の絶海の孤島、鳥島の観測員達のセミドキュメンタリーである。 昭和40年11月が舞台となっている。 当時島には噴火の予兆があって、観測員達は危機的状況にあったのである。 昔読んだものではあるが、幸か不幸か、全部忘れているので、とりつきは新鮮である。 実際、今は秋、読書の秋なのである。

    秋雨や 文読む手には 天眼鏡 

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2009.09.27

K氏への返信より

K様

多くの音楽会スケジュール、有り難うございました。 
年末には 第九 は聴きたいとは思っています。
が、予定は未定です。
最近は、予定を組んでも、その直前になってくると、
体調に異常を来し、結局は中止、払い戻し、などと、         
情け無い状態が起こりますので、その時になってみないと、
わかりません。
結局は天井桟敷で、聴くことになりかねません。 呵々大笑

今年は暑さが異常ですので、体調も不全なことが多く、
不全が普通になってきています。 光輝(!)高齢者なら
誰しも同じではないかなぁと思ったりしています。
 不全をば 普通と思え この暑さ
  尾花招けど まだ月も出ず

我が心臓は夏の暑さにはとりわけ過敏で、それだけで、
心不全症状が出、心不全になると、肺に水が溜まります。
肺水腫というやつです。 肺水腫になると呼吸困難を来します。
これでは、横になって寝ることも出来ませんから、
対処療法として、利尿剤を服用し、排水に努めます。
排水が進むと血液がねばねばになるので、また水分を補給
しなければなりません。 
こんな風に矛盾した療法を続けていることに、実際の所
疑問を感じます。 
現代医学には、? が多く難しいものですね。

愚痴を書いてしまいました。 御容赦のほどを。

もう少し涼しくなれば、フラウと奈良の浄瑠璃寺に
出掛けようと計画しています。 
以前はよく参加していた、左老連のウオーキングにも
最近は行かなく(行けなく)なりました。
これも 普通 のことだと、思うようにしています。

読書の秋、昨日、32年ぶりに、新田次郎の
「槍ヶ岳開山」を読了しました。
何故、32年ぶりかというと、購入した文春文庫の日付が
1977年7月25日 第一版 発行となっていたからです。

槍ヶ岳に最初に登ったのは、播隆上人と中田又重郎の二人で、
文政11年(1828年)7月28日午後4時と言うことです。
その時の記述は、真に迫って、手に汗を握る感じです。
本当は、手に汗を握るのは、心臓にはよくないのですが・・・、
それにしても、感動的な小説の再発見でした。

それにしても又、今年は新型インフルエンザの恐怖があります。
貴殿もそして皆様方、充分に気をつけて下さい。

貴殿には、よい秋であることを祈っています。
長くなりますので、今日は、この辺で、
ではまた、 お元気で!
 

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2009.09.25

渋滞

渋滞

今年のシルバーウイークは高速道路の渋滞の話題で持ちきりだった。 にもかかわらず、京都の町中には、他県ナンバーの車が京都ナンバーの車を凌駕するぐらいに多く見られた。 それだけ京都の街なかでも、あちこちで渋滞が見られた。 
不幸にして、私は車を持ってないし、道路での渋滞を経験はしてないが、渋滞している車の中での雰囲気は想像に難くない。 多分、一触即発のおよそ悪い雰囲気なのが多いことと思う。 私のように、心臓に持病を持っているものには、到底耐えられるものではない。 車を持ってないことが「薬」そのものである、と思っている。

今日25日、岡崎の方に用事があって出かけたついでに、京都美術館でのルーブル美術館展を観てきた。 入場するのにここでも、入場待ちの渋滞があった。 入場してからも、名画の数々の前には、渋滞があり、最近の若者達は背が高いから、我々は後ろからかいま見ることの方が多かった。 人が多すぎたせいか、自分自身に教養がない所為か、多分後者だろうけれど、特に感動するような絵はなかった。 

それに比して、昨日見に行った日本映画、「火天の城」は、素晴らしかった。 主役は日頃、「釣りバカ日誌」で人を笑わせてばかりいる西田敏行演ずる総頭領 岡部又右衛門 の 自己の職技に誇りを持ち続ける姿、命に代えても自己の職技を守り抜く誇り、が感動的であった。 加えて、彼の妻、大竹しのぶ演ずるところの 田鶴の微笑み、その微笑みを見ているだけで、私の心は癒されたのだった。 ストーリーの中で、田鶴は言った。
「女は家の中の太陽です。 だから女は、どんなときでも、微笑みを絶やしてはイケナイのです」 久しぶりに聞く良い言葉だった。

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2009.09.15

光悦寺

Kouetsu_gate1

(光悦寺へのアクセス導路)

光悦寺

子供の頃、親父さん達に連れられて、北山を歩き、「京見峠」に出たとき、父がその京見峠から京都の街を見下ろして、「こうしてみると、日本も廣いものだね」と言って、仲間の連中を笑わしていたことを思い出す。 2回目、コースは違うが、「氷室の郷」などを歩いて、再び京見峠に出たとき、その時もまた、父は同じ台詞を言って、同じように皆を笑わせていた。 ので、今でも、その時の情景を思い出すことが出来る、から不思議なものだ。 

Kouetsugaki2 

(光悦垣の内部には光悦翁終焉の大虚庵がある)

Kouetsu2

その京見峠から、釈迦谷山の麓道を下ってくると、京の都、鷹峯の光悦寺の門前に出てくる。  その時には、光悦寺の中には入らなかったと記憶するが、そんなこともあって、久しぶりに(?)初秋の光悦寺を訪ねた。  鷹峯三山(鷹ケ峰、鷲ケ峰、天ケ峰)を見近に見るこの辺り、周辺は静寂である。  正門前に立ってみる導路の雰囲気も素晴らしいが、庭に入ってみる光悦寺垣の周辺の雰囲気は、人に安らぎを与えてくれる。  何よりも、丁度この日、9月13日というのに、既に庭の楓が美しく色づき始めているのには感動した。

徳川家康よりこの地を与えられた 本阿弥光悦は、ここに今で言う「芸術村」を開き、我が国の文化の興隆に貢献したとのことである。  この近くには、今の大河ドラマにも関連する源光庵などもあって、遠くより訪ねてきた若い人達も多かった。 今はまだ緑だが、源光庵の庭の紅葉も素晴らしいと言われる。 

Genkouan1

(源光庵の庭)  

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2009.09.07

ガーデン

Garden12_2

ガーデンミュージアム

京の街が暑いので、比叡山頂に逃げることにした。 久しぶりの比叡山頂である。 比叡山頂には、ガーデンミュージアムがある。 ここも久しぶりである。 久しぶりの比叡山頂、そしてガーデンミュージアムには、この日(9月6日) 心地よい爽風が吹いていた。 自然の風である。 これが最高に嬉しかった。 

Garden21

Garden31

爽風の中にあって、ミュージアムの中の花々も、最高に美しくそれぞれがその美を競っていた。 人間と同じように、いろいろな蝶が花々の間を飛び交い、又、草むらの中からはキリギリスがさかんに鳴いていた。 子供の頃、竹の先にキュウリの切れ端を着けて、キリギリスの採集に出掛けたものだった。

Garden41

Garden51  

望台より湖州を見下ろす。 洛中洛北を見下ろす。 我が家も見える。 人間たるもの時々、高所に登り、天下を見下ろす事も必要である。 

この日、地上は淡く霞んでいたが、天は高く青く、雲の峰が銀色に輝いていた。Garden61_2

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2009.09.04

デパチカ

デパチカ

デパチカは楽しからずや
デパチカには微笑みがある
デパチカは何も買わなくても愛想がよい
みんなニコニコと声を掛けてくれる

子供もいる 年寄りもいる
男もいる 女もいる
老若男女、人でイッパイだ
みんなみんな嬉しそうに見える
眼は忙しく、歩みはゆっくり
思わぬ掘り出し物を見つけて、
吃驚している顔がある
こんな風に吃驚するのは いいことだ
デパチカは楽しい

こんなに楽しく、大勢の人が歩き回っているのに、
だのに、滅多に、知った人に会わないのは不思議だ。
デパチカは不思議な場所だ

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2009.09.02

おもしろき

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おもしろき

面白きことも無き今の世に、ただ一つ救いとなってくれているのは、イチローだと思う。MLBも終盤近くなって、左ふくらはぎの張りが出て、暫く欠場していたので、どうなることかと心配していたが、今日、出場するやいなや、複数安打を放って、皆を喜ばしてくれた。 
総選挙後、不安だらけの日本を、明るくしてくれた、たった一つのニュースであった。
 
今、これだけのことの出来る日本人は、他には居るまい。       イチローよ、ありがとう!

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2009.09.01

歴史的

Kuri1

歴史的

私の嫌いな民主党が、今度の衆議院選挙で、歴史的大勝を博した。 自民党の惨敗もこれ又歴史的である。

 
大体どうにも成らない右派と左翼の混在している民主党は、この308という大所帯をどのように統制していくのか、天井桟敷から見守りたい、と思う。 老婆心から一言 言わせてもらえば、民主党は、憲法、外交で、全く異質な社民党との連立は止めた方がよい。 

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