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2009.07.27

再読

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再読

60年も前に読んだ本を今の歳になって、再読した。 獅子文六の「海軍」である。 現在、この小説は、中公文庫BIBLIOより新規に発刊されている。 
今日、7月27日、読了した。 小説の終わりが迫るに連れて、私は、感激し感動して、慟哭した。 この小説は、勿論、戦時中に書かれたものであるが、決して軍国主義を奨励するものでもなく、讃美しているものでもない。 が、今の日本人の多くが忘れている、「大和魂」の美しさ、男の友情が描かれている。 それに涙するのである。

小説上の主人公、谷 真人 は、緒戦時、特殊潜航艇により真珠湾を攻撃し、散華した横山正治海軍少佐をモデルとしていると言われている。 九軍神の一人である。
私が子供の頃、これら軍神の写真を切り抜いて、保存してあったものをファイルの中に見つけた。 それが冒頭の写真である。 

特殊潜航艇ではないが、私の身内の一人も、海軍将校として、潜水艦に乗り組み、アリューシャン列島で戦死している。 今は靖国神社に祀られている。 私の兄も妻の父も祀られている。 秋には、靖国神社にお参りに行こうと思う。 黙祷。

生死(いきしに)の さかひを越ふと たはやすく
          吾さへ言へど 涙しながる  (斎藤茂吉)  

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2009.07.23

大暑

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(写真はNHKテレビより)

大暑

今日は大暑、実際朝から、じりじりと暑い。 朝の間はとにかく、昼間になると、クーラーは欠かせない。 しかし、我が家のソーラー発電量は、クーラーの消費電力量を充分にカーバーしている。 今日のような晴天時、昼間であれば、それ以上に売電までしてくれているから有難いものである。 エコライフである。 もっとも、これは昼間だけの話であるが。

昨日は、皆既日食の日という事で、日本中興奮状態だったが、 大方は曇り状態だったし、実際京都では、らしきものまでも見られなかった。 ので、大方は、NHKのテレビ中継を見ることになった。 期待された悪石島は、多くの観測隊やフアンが遠征したにもかかわらず、超悪天候となったのだから、皮肉である。 結局は、観測できる晴天地点を探していく、洋上観測船が一番賢明であった、と感じた次第。

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折しも、日本の衆議院選挙が、この暑い夏の間に行われることになった。 皆既日食のように、一旦真っ暗になっても、またすぐ、明るくなってくれればいいのだが。 昨日の京都新聞には、自民党が、民主党を批判しての、新聞紙一面に大きく批判記事、質問が記載されていた。 「日本の未来が危ない」 例えば、民主党の中には、日の丸にも君が代にも反対してきた日教組系の議員さんが居るけれども、党としては、どう対処するのか? 「安全保障」「教育」「憲法」など、我々が、常々気にしていたことをズバリと、書いてあって、読んでいて面白かった。

民主党からの反応を聞きたいものである。 「安全保障」「教育」「憲法」問題を論ぜずに、ただ「政権交代」だけを主張している姿勢は如何なものか。

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2009.07.15

去年の夏、今年の夏

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去年の夏、今年の夏

このところ、京都では猛暑が続いている。 連日、35℃を超す暑さで、これでは昼間の外出は控えたくなる。 テレビのキャスターも、熱中症になる心配があるから、水分補給を確実に、と付言する。 確かにとりわけ高齢者は、血液サラサラのためにも、水分をこまめに採らねばならない。

昨年の今頃私は、2月の心臓手術の副作用か、ゲリラ的な病因に悩まされていた。 当時の日記を見ると、やれ、肺水腫、やれ、リンパ浮腫、やれ、胆嚢炎などなど、思いもよらぬ症状の発生に右顧左眄していた様子がよく判る。 実際、去年の夏も、娑婆は猛暑続きだったが、私は空調の効いた病院に入院していたりして、暑さ知らずだった。 

しかし手術から、既に1年有余を経て、その副作用的な症状もすっかり消失し、半人前ながら、普通の生活が出来るようになっている。 真に有難いことである。

肺に水が溜まる症状が出ていたときの投薬として、医師からは利尿剤の多量服用を薦められた。  実際服用すると、肺水腫は綺麗に消えた。 医師は服用の継続を指示した。 

が、このところもう、一ヶ月間は自己判断、自己責任で、利尿剤は服用していない。 この暑さの中で、利尿剤を服用することは、自殺行為に近いからである。 本来水分を補給すべき高齢者で、また熱中症にならぬよう水分を補給すべき時期に、無理に排尿促進でもあるまい。 現実に、利尿剤の服用を継続すると、体は疲労困憊状態となり、声は掠れ、食欲はなくなり、元気もなくなり、何もよいことはない。  例えば又、足が浮腫、肺に水が溜まる兆候が出たなら、その時に、利尿剤を服用すればよいのだ。

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現在は従って、心臓関係のクスリのみ、服用している。 ワーファリンとバッファリンである。 この服用も実際には難しい。 私の場合、ワーファリンが過ぎると、先ずは必ず、鼻出血がある。 それも不思議なことに、土・日とか夜中とか、普通の医院は閉院しているときが多い。 仕方がないので、救急外来で、病院に駆け込むことになる。 その心的負担が堪らないので、これまでの経験を活かして、ワーファリンの服用量を自分で決めている。  医師は2mg/dayの服用を指示しているが、私は、これを1.5mg/dayとしている。この状態で、INR値は1.2~1.3である。 本来は、1.7~2.0が望ましいとされている。 従って、3日に一回ぐらいの間隔で、2.0mg/dayの日も作っている。 同時に、出血防止の目的で、アドナ錠、トランサミンも朝、晩2回服用している。 これで、今のところは、落ち着いているから、良しとしている。

心臓機能の状態を示すメルクマールとして、BNP値がある。 手術後、一年間近く、副作用などで、難渋していた時の値は、200を越えることもあって、危険信号が出ていたが、今はその値も 41.4 とほぼ正常に復帰している。 本当に有難いことである。 この状態を維持したいと思う。 手術後の心臓が1年有余を経て、正常状態にもどってくれたことと解釈したい。 難しい手術を執行してくださった米田先生に厚く御礼申し上ます。

お蔭さまで、今年の夏は、自宅での空調を効かして、乗り切れそうである。

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2009.07.14

無駄

無駄

首相が次の総選挙の投票日は来月30日と決め、議会の解散を今月21日にする、と決まってから、野党の連中が、今になって、内閣不信任案を衆議院に出し、参議院には首相問責決議案を出した。 それぞれ、始めから判りきっている事だが、衆議院では、否決、参議院では可決された、という。 

何という暇つぶしのような、無駄なことをするんだろう。 加えて、参議院で、首相問責が成立したというので、野党の連中は今後一切、議会での審議は拒否するんだという。 ために、北朝鮮貨物検査特別措置法は参議院での審議未了で、廃案となるとのこと、

何という情け無い参議院か! お主達、それでも日本人か! 徒に党利党略をのみ考え、日本のことを考えていない。 お主達 本当にそれでも日本人か?! と、疑いたくなる。 
もっとも、日本より北朝鮮が好きな人達なら、仕方ないが。 実に情け無い。
実に無駄なことの多い、議会である事よ。

無駄をなくすと云うのなら、衆議院も、参議院も、議員数を半分ぐらいに減らした方がよい。

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2009.07.09

梅田雲浜

昨日、一昨日と雨降りが続いたので、野外に出ることがなかった。 その間、いわゆる無為徒食であった。 いや、正確には読書とパソコン囲碁の勉強をしていた。 読書の対象は、子供の頃に読んだ記憶のある獅子文六の「海軍」である。 その文庫本が新しく書店に並んでいたのを見つけて、買ってきた。 内容は殆ど、すっかり忘れているので、新刊書に相当する。 戦前の小説だけに、あの頃の社会的雰囲気をそのままに、思い出させてくれるので、結構楽しい。 常套句かもしれないが、「昔の人達は偉かったなぁ」と、今更のように感じ入ることが多い。  当分はこの読書を楽しめそうだ。

今日の日は、どん曇りではあったが、雨は降りそうにはなかったので、久しぶりに(?)昔の道を歩いてきた。 坂道でも、息が上がることもなく、スローではあるが、スイスイと歩けたので、肺水腫の心配はない、と自己診断し、いささか足を伸ばして、一乗寺の、葉山馬頭観音を訪ねた。 

ここは、かって勤王の志士、梅田雲浜が隠れ住んでいた旧跡であり、小学校の時には、クラス全員でよく訪ねた場所である。 久しぶりに訪ねたが、今は訊ねる人も少なく、周辺は鬱蒼とした杉林であり、「梅田雲浜先生旧跡」の石碑も林の中に隠れている。

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(写真は7月16日 撮影)

馬頭観音のお堂にお参りしたが、お堂の扉は閉まっていた。 聞けば、この辺り、猿がよく出てきてワルサするので、何時も扉は閉めているのです、すみませんね、とのことであった。

小学校の頃から、梅田雲浜の漢詩は知っていたし、自己流で吟じていたこともある。

  袂別           梅田雲濱

  妻臥病牀兒泣飢    妻は病床に臥し 児は飢に泣く
  挺身直慾拂戎夷    挺身直ちに戎夷を払わんと欲す
  今朝死別與生別    今朝死別と生別と
  唯有皇天后土知    唯皇天后土の知る有り

又、彼の残した和歌
  君が世を思ふ心の一筋に 我が身ありとは思はざりけり

これは確か、愛国百人一首の中にもあったような記憶がある。
その赤心、報国の情には、感極まるものがある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%85%E7%94%B0%E9%9B%B2%E6%B5%9C

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2009.07.03

今日の佳き日は

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「例え地球が明日滅びることがあっても、日が照れば私はふとんを干す」と言うセリフを、ドラマの中で、田村高広が言っていたのを鮮明に覚えている。 私めもめっぽう ふとん干しが好きである。 しかし最近のように、梅雨の最中では、ふとん干しをする機会がない。

後期高齢者、病弱(?)の身では、雨降りだとする事が無くて往生してしまう。 見たい映画はもう、見てきた。 感動した。 30年前に読んだ新田次郎の原著を、久しぶりに再読し、原著と同じ名前の映画「剣岳・点の記」である。 山が美しい。 人が美しい。 少し間をおいてもう一度、見に行きたいとは思っている。 
読みたい本はもう、読んでしまった。 教えられるところが多かったし、為にはなった。 しかし、次ぎに読みたい本はまだ、決まってない。 
テレビも新聞も、見てはいるが、およそ不愉快なことばかりである。 その繰り返し、蒸し返しともなると、もう見る気がしない。 とりわけイチローがその日、ノーヒットだとなると、もう御しようがない。

こうして、私は梅雨の最中、一日、茫然としている日が生じるようになってしまった。 本当に、振り返って、今日一日、何をしたのか、全く無意味であったなぁと、慨嘆することがある。 男として情け無いことである。

今日は、朝、久しぶりに涼しかったので、ゆっくりとだけれど、宝ヶ池一周コースを歩いてきた。 所要時間、90分、装着した二つの万歩計の値は、それぞれ、7472歩、6619歩であった。 二つの万歩計の値が、こんなにも違うと、平均するのもばからしくなる。 実験科学的には、本当は、もう一つ万歩計を付けて、3個のうちの似通った二つの値をとって、平均すればよいのだが、たかが散歩に、万歩計を3個も付ける馬鹿は居るまい。それはともかく、帰宅してから、薄日の射すベランダで、ふとん干しもしているし、ウオーキングも出来たのだから、今日は有意義な日となることだろう。 

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