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2007.09.22

総裁選

総裁選

肝心の国会を放っぽりだして、いよいよ明日は、自民党の総裁選挙で、総裁即ち首相が決まることになる。 各新聞は、これまでの首相候補、麻生氏と福田氏の意見や行動を詳細に報じている。 が、自民党員でもない私なんかは、いわゆる蚊帳の外にあるわけで、自分の意見や意思を具現することは出来ない。 と、言うことは判っているが、新聞やテレビで見聞するお二人の行動を知れば、何か言いたいものである。 その何かを言ってみたい。

これからの日本国、日本人は如何にあるべきか、とりわけ、グローバルな立場から見たときの日本人のあり方としては、麻生氏の方が、しっかりした意見を持っている。 彼の方が優れている。 福田氏では、今後もこれまでのように、「忸怩」たる思いが続くことになるだろう。 今、我々には、新渡戸 稲造が、嘗て世界に紹介した日本の「武士道」、その気骨こそ望まれるものである。 福田氏にはその気骨が感じられない。

二人の討論の中で、靖国の問題は出ていたが、北方領土、竹島の領有権の問題は、無視されていた。 NHKの天気予報の日本地図では、北方領土ははっきりと日本領土として、天気図に記載されているが、そこまでの話で、政治的には、何の意見もないというか、動きがないことは残念である。 人間社会と同様に、悲しいことには、国際社会でも泥棒や海賊は多いのであって、泥棒や海賊にまで「対話」で、と言うことほどお目出度いことはない、と、思うのだが。

それにしても最近の日本では、考えられないような犯罪が頻発している。 法律家でもない私が言うことだから、暴論的なところがあるかも知れないが、一市井人としての意見としては、およそ 「人を殺した人間は全て死刑になる」 と言う、厳しい原則が有っても良いのでないだろうか。 
これぐらいだったら死刑にはならないだろうと、安易に人を殺しておきながら、決して復讐されることのない安全な刑務所の中で、無期懲役と言うことほど馬鹿げた話しはない。 税金の無駄使いであろう。

無期懲役というのが、実際には何年の懲役なのかは判らないが、もし、犯罪者を精神的に懲らしめるのが目的であるならば、ハッキリと終身刑にすべきである。 日本に終身刑という判決が、何故無いのだろう。 これもまた可怪しいことである。

総裁選挙の話が、変な方向の愚痴話になって来たので、今日はもう止めることにする。  妄言多謝。

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2007.09.17

林間学校

Gineikyouhon

林間学校

昭和17年頃だったか、比叡山の蛇が池には林間学校のコッテイジが作られていた。 子供心にもしゃれた建物で、一度泊まってみたいなぁと思う憧れがあった。 

そんな時、嬉しいことに修学院小学校5年の全員で、そこに1泊する野外学習が決められた。 生徒全員は修学院小学校の校庭に集まり、担任の先生と一緒に、全員で赤山の「梅谷道」より比叡山に登った。 蛇が池に至り、憧れの宿泊となった。 学年全体での宿泊は、これが初めてだったから、生徒達は皆、軽い興奮気味だった。 

今も記憶に残っているのは、その夜に、蛇が池の草原で、キャンプファイアーをしたことであった。 私にとって、そして多分大抵の生徒達にとっても、初めての経験だったと思う。 女子はグループで「唱歌」を歌った。 赤々と燃えるキャンプの火に映えて、普段いつも見ている女の子達が、一段とキレイに見えた。 当時、級長をしていた私も何かしなければならなくなった。 今、思えば無粋だったかも知れないが、私は、父から教えてもらっていた、漢詩「大詔奉戴」を大声で吟じた。 赤いファイアーの色と真っ黒な夜空に輝く星の色が、ただただ美しかった。

当時、既に大東亜戦争に突入していて、世間では、国民の士気高揚のために、或いは、職場で、或いは学校で、壮んに詩吟の朗詠が行われていた。 今も私の手元には、「皇道宣揚 士魂錬成」と上書きされた吟詠教本が残っている(上の写真)。 その時の教本である。
教本には当然、勤王の志士やいわゆる忠臣による、起承転結 七言絶句の漢詩が多いが、ここでは、大東亜戦争に関係する、歴史的にある意味では珍しい漢詩を紹介したい。
 

「大詔奉戴 」    
    塩谷 温(東京帝国大学 名誉教授 文学博士) 作

正是国家危急秋   正に是国家危急の秋(とき)
詔書宣戦討仇讐   詔書戦を宣して仇讐を討つ
皇民一億心如鉄   皇民一億心(しん)鉄の如し
不滅米英死不休   米英を滅ぼさずんば死すとも休(や)まず

「大東亜戦争」   
 高瀬武次郎(京都帝大 名誉教授 文学博士 皇教会長) 作

発揚威武是斯時   威武を発揚するは是この時
撃滅米英興亜基   米英を撃滅するは興亜のもとい
億兆決心如鉄石   億兆の決心鉄石の如く
神明加護復爰疑   神明の加護またなんぞ疑わん

「アッツ島」    高瀬武次郎 作

二萬米兵囲我営   二萬の米兵我が営を囲む
敢然玉砕二千兵   敢然玉砕す二千の兵
七生報国比楠氏   七生報国楠氏に比す
日本精神万国驚   日本精神に万国驚く

国の為 玉と砕けし 武士の 御霊はとはに 生きざらめやも

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の兄(規秀)は、愛知県半田市の中島飛行機に、動員学徒として働いていた時、昭和19年12月7日の東南海地震により、12人の学友と共に殉職しました。 その時私の父は、俄に漢詩を勉強して、自ら作詩し、且つ兄の霊前にて吟じておりました。 僭越ですが、その漢詩も紹介いたします。

下令赴生産陣営   下令赴く生産陣営
滅敵機増産路程   滅敵の機 増産の路程
忽殉職十三健児   忽ち殉職す十三の健児
真是学徒無上栄   真(まさ)に是 学徒無上の栄                   
          

             落合勇男 作

(奇しくも今日は、今年の敬老の日でもありました。 合掌) 
 
                              
            

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2007.09.13

個人情報保護法

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(写真は今日、宝ヶ池の湖面に見た初秋の雲)

個人情報保護法

昨日の安倍首相 突然の辞任ニュースで、他の報道は影が薄くなってしまったが、11日の産経新聞朝刊に、加藤秀俊氏が「個人情報保護の行き過ぎ」と題する「正論」を書かれている。 この中で、氏は郵便制度をも否定する、奇妙な法解釈の実例を挙げて、その行き過ぎの不条理性を難じておられる。 私は氏のこの「正論」に、全面的に賛同したいと思う。

と言うのは、以前に、嘗て私が勤務していた国立大学から、それまで毎年発行されていた例の同窓会名簿が送られてきた。 同窓会名簿は定年退職してから、今のこの地に転居してきた自分にとっては、今現在の大学の教官や学生、また自分と同時期に退官した、そしてまた先輩の先生方の消息を知るのには必須の書籍である。 

が、その年送られてきた名簿には、「個人情報保護法」を厳密に守るものとして、ただ、それぞれの名前だけが記載されていて、住所も電話番号も現職も、何もかも削除されたものであった。 私は、これを見て、心底あきれかえった。 自分の名前の存在だけは確認して、すぐさま、廃棄してしまったのである。 なんの役にも立たない、この様な名簿(?)を作って「ことたれり」とする大学も大学だが、実際、貴重な予算と紙資源の無駄遣いでしかない。 

個人情報保護法、その運用には、もっと弾力的に頭脳を使って、有用な運用をしてほしいものである。
 

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2007.09.12

いじめ(その2)

いじめ(その2)

今日午後一時、、突然に安倍首相が辞任を告げた。 日本国中、大騒ぎしている。 自衛隊による国際貢献、インド洋での給油活動を継続し、それを実行せんとする首相を、民主党の小沢代表は、あの手この手で「いじめ」続けた、と、国民いや少なくとも私には思えた。 そのいじめは、執拗であった。 民主党の小沢、鳩山、菅はまるで、いじめグループのようであった、と、私には思える。

私自身は、単純に、インド洋での給油活動は、国際的にもまた日本のためにも、必要である、と思う。 当たり前である。 汗も流さず、血の一滴も流さず、金銭的援助だけで、日本のシーレーンを他国に護ってもらうとする、いじめの鳩山の言には、虫ずが走る。 とても国際感覚を持った政治家とは思えない。

良識を持つ日本人であれば、インド洋での給油活動の継続は、絶対必要である、と思うだろう。

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2007.09.05

大相撲国粋論

大相撲国粋論

大阪での国際陸上が終わった。 歴史的にも酷暑の、この夏の大阪での競技であったが、それだけに素晴らしいというか、凄いというか、人間の能力を超越したような、驚異的な記録が次々と作られるのには、心底 驚嘆してしまった。 中でも黒人達の走力の凄さには感服、脱帽以外にはない。 遺伝子の違いを想起させるほどだ。

ただしかし、例えば、高校駅伝の時、この世界での有名校、常連校の選手に黒人選手がいつもエントリーされていて、毎年のように県代表となり、優勝をさらっていく場面には、何かしら違和感を感じるのは、私だけではないだろうと思う。 それなりにルールが決まっているようだけど、黒人選手の居ない学校の選手からすれば、最初からやる気が削がれるのではないだろうかと心配する。 或いは、目標になっていいのかも知れないが・・・。

Jリーグのサッカー、プロ野球などは、それらのスポーツが本来、外国産のものだから、いろいろと人種が混在していても、決して違和感はない。 

が、日本の国技、大相撲の場合は、少し違うのではないだろうか。 大相撲が、日本の伝統・格式を維持し、その保守的なしきたりを護持し、力士としての風格を要求し、新横綱には国籍、宗教を問わず明治神宮で土俵入りの奉納儀式を行わしめる。 そしてこれが日本の国技なりと標榜するのであれば、本来文化的背景を異にする外国人力士に、それら全てを要求することは本来無理なのではないだろうか。 明治神宮での外国人横綱による奉納土俵入りの姿は、雲竜型であれ不知火型であれ、何かしら私は違和感を感じてしまうのだが。

大相撲には柔道のような体重別というのもない。 その線を維持し、心・技・体の完成を目指すことを以て潔しとする、大和魂の国技大相撲は、同じ文化的背景を有する日本人だけで行うようにしてみては、と思うが如何なものだろう。

それにしても、朝青龍は確かに強かった。 日本人力士も、あの強さは見習うべきである。

 

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2007.09.02

スカイクロス

スカイクロス

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(写真はスカイクロス協会のホームページより)

9月になった。 9月だから秋の始まりである。 さすがに朝の気は涼しく、爽快である。 秋には心と体が甦るのか、イベントが多い。 人はスポーツの秋、食欲の秋を楽しむ。 優雅に芸術の秋、これは魅力である。 やがて紅葉が始まれば行楽の秋が楽しみである。

ただしかし、我々の年齢になると、”激しい”スポーツは出来ない。 若い頃のように、あれもこれもと、食べ廻るわけにも行かない。 芸術の秋に参加して、例えば美術館に出掛けても、やがて足が疲れて、顎が出てくるのが本当の姿である。 昔やったように、美術館巡りなんてもう出来そうにない。

しかし、秋が過ぎ去るのは速い。 恰好の季節なのだから何かした方がよい。 何かに参加したいものである。 秋空の下、大勢で楽しく、しかも、激しくないニュースポーツがある。 その名を「スカイクロス」という。 数年前より私はこれに参加している。
その詳しい内容は次のホームページをご参照されたし。 とにかく、老若男女、誰でも楽しめる、笑い声と歓声の絶えない、愉快なゲームである。 

http://www.skycross.jp/

今日も朝の10時から、宝ヶ池公園の「ふれあい」広場で、スカイクロスの例会があった。 遠く桂の方からの参加者も含めて、今日は29名、これを2チームに分け、それぞれリーダーの指示に従って、2時間近くを楽しむことが出来た。 心地よく、健康的な汗をかき、帰宅した。 こんな時、昼餉が美味い。 心地よい疲労を感じての、昼寝がまた、気持ちよいのだった。 

皆さんも御一緒に、スカイクロスを楽しみませんか?
来週の日曜日、9月9日にはまた、同じ「ふれあい」広場で、京都地区の交流スカイクロス大会が行われる。 今、エントリーされてる人は、既に80数名と言うことである。 

え? 勿論、私も参加します。 

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