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2005.02.20

本邦初

koke


2月17日、本邦初と言われる小学校1年生向け「どどいつ」の授業が開かれた。
対象は、修学院小学校1年生、151名である。 一乗寺のHさんが殊の外熱心で、私は、依頼されて、子供達に「どどいつ」と言う日本の「うた」の作り方を教えると言う役目であった。

1年生の生徒達に詳しいことを話しても仕方ないので、七、七、七、五 の普通の言葉で、とにかく標語でも歌でも作らせてみた。
 
先ず私が、見本として、常日頃聞かされている標語

 こうさてんでは きをつけましょう くるまはきゅうに   とまれない

を、示し、次に皆さんの家でお父さんやお母さんのことを書いてみましょうと、

 うちのかあさん きれいでげんき うちのとうさん    うれしそう
 うちのとうさん ビールがすきで かあさんいっしょに のんでいる
 うちのばあさん おりょうりじょうず おつけものなら  にほんいち
 うちのじいさん はやおきじょうず みんなねていて  かわいそう

また、四季を詠って

 はるになったら たんぽぽさいて ぼくもわたしも   にねんせい
 なつになったら ぷーるでおよぐ ことしはぜったい  ひゃくめーとる
 あきのえんそく ことしはならか しかといっしょに   しゃしんとる
 ゆきがふるふる ふってはつもる おひるやすみは  ゆきがっせん
そして
 みんなでつくる みんなのうたを にほんのうたは   せかいいち
と、盛り上げた。

その後、みんなに作詞をさせたが、ワイワイガヤガヤと、賑やかに、且つ、一生懸命に、七,七,七,五 を指折り数え、考えている風景は、なかなか和やかで、面白かった。

画用紙の片面に思いつくままに絵を描かせ、それに連がるような歌を作らせたのだが、小学校一年生という、最初の予想を超えるような見事な作品もあって、実際の話、驚かされた。

出来上がった、子供達の歌の中から 「秀作」を拾ってみる。

 はるになったら うぐいすなくよ いっかそろって    ぴくにっく

 うちのかあさん おはかでねてる おはないっぱい   あげました
この歌を作った、可愛い女の子は、画用紙の半面に、お母さんがお墓のなかで眠っている絵を描いていた。 思わず、ジンと、してしまった。

 おやがめこがめ みんなでおよぐ おいけのなかは たのしそう

いわゆる「都々逸」でなくても、「七,七,七,五」による日本の素直な歌として、この歌作りが若い世代から、もっと盛んになっていけばいいのに、と、思った。

(本文は私のホームページ、どどいつ日記からの改訂再録です)

                             (2005.02.20)


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2005.02.03

雪の造形

2月2日、洛北修学院も豪雪を見た。金網に降った雪は、千万の「末広がり」を創っていた。 これは嬉しいと、デジカメを持って、いつもの道、音羽川上流の雪見散歩に出かけた。 いつもの道は、いつもの道ではなく、素晴らしい造形を見せていた。  御笑覧下さい。


千余の末広がり。 昨夜の雪の造形である。

kanaami


雪煙の中の音羽川上流。 白一色。 自然の織りなす造形、芸術。 感動的であった。


otobagawa_snow

<この日の音羽川上流、氷雪の滝があった。 現代の音羽の滝である。 周辺に美と静寂の世界があった。

otobanotaki


音羽の滝 の雪帽子が微笑ましい。

yukiboushi


洛北の名刹、曼殊院、その外庭の竹林に雪の造形を発見した。 その林立は独創的で、素晴らしかった。 と、同時に、この美が刹那的な存在であることを思って、諸行無常を感じた。(ちょっと、大袈裟かな?!)

takeyabu

これらの造形は既に今はない(2月3日)。


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