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2005.01.18

寒中、桂離宮を訪ねる

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京都洛南に位置する桂離宮は、後陽成天皇の弟君、八条宮智仁親王により、最初、宮家の別荘として、1615年に、簡素な中にも格調を保った「桂山荘」として創建されたものである。その後、一時荒廃した時期もあったが、加賀藩主等による支援もあって、1662年頃までには、ほぼ今日に見るような山荘の姿に整えられたのである。 
明治16年、それまで宮家の山荘として維持されてきた桂山荘は、宮内省所管となり、桂離宮と称せられるようになった。 創建以来永きに亘り、これまで火災に遭うこともなく、殆ど完全に創建当時の姿を今日に伝えている貴重な離宮である(桂離宮案内誌より)。

1月12日の寒中、この桂離宮を訪ねた。 この時期、苑内には既に、花無く、鳥無く、紅葉無く、静閑そのものだった。 その故にこそ、この時期、松琴亭より古書院、中書院、新御殿の全景を見晴るかすことが出来た。

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苑内に笑意軒と言われる簡素なteahouseがある。 此処の扁額は洛北の曼殊院良恕法親王の筆になるものである。 この扁額を見たとき、「吾が意を得たり」の感触があった。 古来我が国では、「笑う門には福来たる」の言葉があるが、事実、現在の生化学は、笑いが良質の遺伝子を on にすることを立証しつつある。 人間、大いに笑うべし。 

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苑内は回遊式になっており、随所にteahouseがあり、景観が楽しめる。 桂川から引いていたという豊富な水を利しての池がよい。 名月の夜には、これらの池に映る月の情景を愛でたものらしい。 

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時に桂川が氾濫したこともあろう。 この時、床上浸水を防ぐべく、書院の床下が背丈を超えるぐらいの高さになっているのも、この離宮の一つの風情である。

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桂離宮の参観は、とりわけ秋が推奨されている。 参観申し込みは、インターネットで、三ヶ月前から可能である。 桂離宮や修学院離宮の参観希望される方は、 http://sankan.kunaicho.go.jp/order/  にアクセスされるとよい。 洛中洛外の寺院仏閣と異なり、参観費無料であるのもよい。
   

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2005.01.01

三人囃子

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 年の初めのめでたさを 祝う今日こそ楽しけれ

(三人囃子のお人形は 塩田保子さんの作品です)

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