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2004.11.30

ふるさと 修学院の晩秋

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霜月も末の29,30日に、洛北修学院の周辺をソフトウオークした。 修学院小学校は、私の母校であり、この日、この校庭より仰ぎ見る、東山36峯の雄、比叡山とその連なりは、まさに綾錦のごとくに輝いて見えた。
(写真は何れもクリックすると拡大されます。 「戻る」で元に還ります)
 
小学校を辞して、さらに音羽川を遡ると、修学院離宮に至る。 この辺り紅葉狩りの人たちが多い。 折しも、上の離宮は、綾錦の連山を背景にして、紅葉に染まっていた。

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離宮の前には、古い歴史の解脱山禅華院がある。 彼の楠木正成が信仰したお寺である。この時、楓の散り敷いた門構えが本当に美しく、思わずシャッターを切った。

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音羽川をさらに遡っていくと、左手に、中の離宮である林丘寺の裏門が見える。 私が小学校1年生の時、この門前の広場で、よく野球の試合をしたものだった。 あの時の友達の多くは、しかし、既に鬼籍には入ってしまっている。 今はその広場には、網戸がしてあって入れない。 ネットは野猿の侵入防止のためらしい。

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この道をさらに真っ直ぐ上っていくと、比叡山への雲母坂登山口に至る。 ここから見る上流の景観は実に素晴らしい。 のに、この辺り人は少ない。 

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紅葉の山に向かって、「杜牧」の 漢詩「山行」を吟ずる。 実に快感である。

    遠く寒山に上れば石徑斜めなり
    白雲生ずる処人家有り 
    車を停めて座に愛す楓林の晩
    霜葉は二月の花よりも紅なり

ここを離れて曼殊院に向かう。 タクシーの客達で賑々しい。

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折からの夕日に映えて曼殊院の山の色彩、そのバラエティーが美しい。 此処に尚、一点の虹彩が有れば尚素晴らしいのにと、その虹彩の位置を自分で楽しんでみる。

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折しも、曼殊院のモミジはこの日、陽光に映えて、人たちの感動をさそっていた。

(2004.11.30)

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